そこで人の能力差が現れるんですよ

ファクトリー化と聞くと、へたれでもいっちょ前に作業が出来そうなイメージがIT業界にありそうに思われる。
しかしファクトリー化に至るまでの地道な地道な作業は多くの人間が出来ない。
実現できないとか実行できないとか以前に、理解できない人が多いと言い換えるべきか。
 ・項目辞書なんて簡単に覚えられるからテキトーでいいじゃーんっていう人種には無理だ。
 ・手順化なんてめんどくさいことしなくても作れるもんっていう人種には無理だ。
 ・オレ様の設計をよく読まないで勝手なことばっかりするやつらがいるんだって思っている人種には無理だ。
局所的に自分的最適化を行うことに気づかない人種がいると、地道な作業結果が変わるから「難しい」が「至難」に変わるんだな。


何でもやりたいことを実現するには王道みたいな一本道があるのだけれども、
あれやこれやと理由をつけて脱落しちゃうんだな。*1
一本道っていうけれども真直ぐな訳じゃなくて、曲がりくねっていたりもする。
やみくもに道も確認せずにまっすぐ歩いていたらやっぱり脱落しちゃう。


落ちる人と落ちない人の差ってなんなんだろな。
それを「能力差」っと単純に言い表すのがよさそうに見えている僕がいる。

*1:自分的最適化、思い込み、諸所の事情で王道から外れることをしちゃうってことをイメージ