レシピ通りに作らないのがマズメシクオリティ。
ウマいメシとマズいメシの差は材料と手順もさることながら「人」が大きいな。


先日なにげにテレビ流していたらクッキングな番組やってた。
料理の先生が簡単なレシピでおいしいデザートを〜ってやつ。
手順は忘れたけどなんたらとクリームチーズを混ぜて、冷やすだけの簡単レシピですよ〜
ってなことを言ってた。


それでも分量とかで失敗いいこくのがマズメシクオリティなんだろなーって
微笑ましく見ていたら、
クリームチーズにゼラチン混ぜ合わせるときに、何回かに分けて混ぜてた。
このほうが混ざりやすいですからねーと注釈をいれながら
当然の手付きで実演してたのを見て、手順のひと工夫ってなんしかあるのなと思った。


レシピには「混ぜる」としかない。


一気にやってもて、なかなか混ざらず余分な苦労を背負い込み、
挙句にその余分なひと手間のおかげで味さえ悪くなる。
悪くなったことを取り返すためにあれこれやると、材料も手間も必要になるのだが、完成してもおいしいこともない。


もうちょっと材料用意して、1からやり直すのが最もおいしいものが出来やすいだろうに。
ってことを解っていてもなかなか実行できないもんなんだよな。


もひとつ。
手順を目的化すると、結果は神頼みなんだよな。
この手順を踏襲したから結果はついてくるはずだーって感じで。


その場その場の状況判断を誤ると何事もおいしくないのは当然だななんておもたよ。