第11回 プログラマが知らない,デザイナーの苦労
「SEが知らない、プログラマーの苦労」として単語を置き換えて読んでも
頷ける内容になっているように感じられ。


冒頭の

デザイナーだって,タイヘンなんだ!
 まず,デザイナーという仕事は,非常に誤解されやすい。例えば次のような誤解をうけて,暗い気持ちで日々の作業をこなしているデザイナーも少なからずいるはずだ。

これを置換してみる。

プログラマだって,タイヘンなんだ!
 まず,プログラマという仕事は,非常に誤解されやすい。例えば次のような誤解をうけて,暗い気持ちで日々の作業をこなしているプログラマも少なからずいるはずだ。


まったく違和感がない。

プログラマに通用しないデザインの常識

これも

SEに通用しないプログラムの常識


まったく違和感がない。


でもしかプログラマに,丸め込まれるな

最後の教訓にしても。

でもしかSEに,丸め込まれるな

そのとおりだな〜と思えてしまう。

[個人的経験からすると]

腐ったデザインをベースに作らされることがしばしば。
HTMLがひどい。
インデントはバラバラ、タグは閉じてない、空タグは山ほどあるなんてザラ。
CSSは整備してない、色づけも統一されてない、
タグの統制とってないし、プログラムコードを埋め込む際に80%書き直しなんて珍しくもない。
デザインそのものがスッポぬけてる画面があったり、
流用先のまんまのHTMLだったりとか苦労しないことはないって言い切ってもいいくらい。
細部のデザインが違っていたり、統制とれてないものをどうやって部品化すればいいのか、
ただただべた書きするのがプログラマの仕事じゃないことを脳に刻み付けてやりたいと思ったこともしばしば。



けどおいらは分離作業推進派なのだ。
やれるやつがやれることをやる。
やれないやつがやれないことをやるよりも、非効率であるはずがないから。


やれないやつがやれないことを「設計」するという
アホ極まりない事態がまかり通る世の中である現実を思えば、
この手の泣き言は所詮泣き言でしかないのかもしれませんねぇ。あーヤダヤダ。