仕組み変更

組織の仕組みを変えるのはしんどいことだ。
そこには従来の安定感を求める人々と
既存の手法に安心感を求める人々がいるからだ。
あえて不安定なこと、不安なことに手を出そうとする輩は絶対数としては少ない。


その先にある効率よりも
今ある効率と成果を考えるほうが現実的である。
これは認める。
しかし、現実的であるほうが現実的でない場合も現実にある。


作業者の質で成果が変わる職種において、
作業者の質が均等であることにこだわる意味はどこにあるのだろうか。
いい作業者を求めることに意義はでるけれども、以外にはない。
出来ないものにそれ以上の成果を求めても出来ないものは出来ないのである。
逆に出来る者ならば大抵もとめられたもの程度で成果はとどまるのである。
これはおいしくない。


ゆえに、おいしいところはおいしく。
だめな所は改革していくところに成長がある。


企業体において団体行動は必須である。
必須であるからにはそれを踏まえて行動するのが賢い選択である。
行動には規範と手順が定義される。
定義されたものは遵守が基準となるだろう。
基準を踏まえて今の仕組みが構成されることにもなる。
構成された手順は不便が必ず混入される。
不便をそうと感じない人種も混じりこむ。
そういうのが管理役として残りつづけたりする。


そんな管理者や、なんとなしに続けられた既存の手順。
凝り固まるのもまた必然である。
それを変えるのだ。
短期間開発&高品質納品。
これを成し遂げることができるのはプログラマしかいない。
また、それを解して管理できる管理者も必須だ。
要因がそろわねば現実はやって来はしないが、
日頃からの積み重ねが無ければ要因がそろうこともない。


土台を支える業種は
プログラムだけつくってりゃええっちゅうもんでもないのが
しんどいですなヽ(´ー`)ノ
それもまた愉しみのひとつであるのだが。