トラブル真っ只中の時のお偉いさん方
システムがトラブった時の現場でうれしいお偉いさんの行動は何か?
1.ユン○ルを差し入れてくれる
2.とりあえず叱咤激励という名の下、怒鳴り込んでくる
3.まずは落ち着かせろ、責任はオレが持つとか言ってくれる
最近報道されなくなったけど、
ぼくらの国の政権与党様ったらほんとーに
「やってはいけない対処、反応、行動」を的確にとらはりますな。
トラブった現場に怒鳴り、
責任はとらん、
事態が収集つけそうな気配を敏感に察知して潰すので
事態はより混乱の道を進む。
自身の経験を思い出せば出すだけなんだか腹が立つ。
ってあたりは、
現場と上層部がかけ離れているって事実を感じるには十分な要素だなと思う。
先日友人と飲んだくれているときに
「トラブった時には、まず沈静化させるため、『オレが責任取るからお前ら何とかして見せろ』っとハッパの一つもかけてくれ、こっそり○ンケルのいいヤツを差し入れてくれたりしてくれる上司とかいればいいのに」
なんて言ってた言葉を聴いた。
とてもココロに染みたものがあった。
プログラミングは集中力
俗に「神降臨」しているときの効率は素晴らしい。
しかして素晴らしいがゆえに悩みが生じる。
・神降臨状態にいかにしてなるか
・神降臨状態でない状態でも推し進めるにはどうするのか
前者は「なってしまえばこっちのもの」だが、
そう簡単にはなれない。
なれなくなってくる。
なった。
後者はそんな状態への対処だ。
後者は前者以外の状況が想定対象であることから、
・神降臨状態なのに、割り込み発生による解除
・復帰の難しさ
・やるきないとき
・話題沸騰中のニュースなどの興味が向いちゃうとき
などなどに立ち向かえなくてはいけない。
ペアプログラミングができれる状況であればそれに越したことはないのだが、
そうでない場合。
どうしよう。
頭で理解している対処方法はある。
・リフレッシュする
・ゾーンに入るまでがんばる
そんなの毎回うまくはいかねーよ!!!
後者をがんばる理由を改めて振り返る。
・単純に効率がわるい
・前者への心理的依存により、そうでないときになにもしない時間が増える
ん〜。なんぞないかな。
システム的には
現在のぼくの仕事
・画面を画像で切り貼り。
・画面も一部デザインつくる。
・項目をなんとなく定義。
・画面の動作をなんとなく定義。
・DBの入れ物作って入力画面〜出力ブツまでデータ不備がでないように調整。
この後、ドキュメントをわりと豪勢につくって、
・プログラム作るヒト
・テストするヒト
に渡して作業してもらうことをする。
3年前のボクならどう考えただろう。
きっとこうだ。
画像切り貼りする手間でプログラム作ったらよくね?
DBまで作ったら動くやん?
ドキュメントなんざプログラムから起こすか、
「やりたい事リスト」くらいの箇条書きがあればよくね?
一般的ウォーターフォールモデルに従事するコーダーにお願いする作業を
プログラマのプログラマたるプログラミング能力に依存することで圧縮する。
リスク回避と銘打つならこれが当たり前であることに疑いを持たない。
いまぼくがやっている仕事を顧みたときに、
プログラマが圧倒的であるとカネにならないと考えてしまうマネージャ役の人々の考え方は、あったんだなーなんて思いあたる節は多々ある。
身内のモノサシで考えればそれなりの正当性はあるのだが、
技術力が希薄になってよい道理などないと考える立場からすると、なんとかしたい気持ちは依然とある。
成立させるには営業力と交渉力により、収入を減らされないための努力も不可欠だよな。
技術力を持って戦おうとか、
要員の身売り条件をよくするとか、
能力による差別化をはかるためには相対評価とか絶対評価とか、そんな評価基準が双方に無いといけないのだが、
「現代の一般企業内で通用する十分な能力を持つと判断可能な評価基準」はまだない。