いろいろ出てきた時が大変

世の中のアホには2種類ある。
・プログラムは動けばOKと思っているコーダー
・プログラムは動いたらOKと思っているドキュメンター*1


ある程度の正常系まではわりとどんな腐ったコードでも動くことがある。
時間をかければ何とかなる部類のことだからだ。
しかしその後。


・テストでいろいろでる
 → オペレーション上の画面制御のしかたとか
 → データ登録変更後の画面処理をさらに続行した場合の制御とか
 → 単純に実行ボタン連打した時とか
・細かいところを確認した時にいろいろ出る
 → 排他制御とか
 → トランザクション制御とか
 → 登録中のエラー時の確認した時とか


先に世の中のアホと書いたのはアホはアホゆえに
「動けばいい」のボーダーをとっても低いところに設定して満足してしまう。
異常系のテストをした時にはまーでるわでるわ。
そして出た後の対処でもぐらたたきが始まる。
ドキュメンターはこれに文句をいうが、文句を言うだけで仕様の取りまとめや
確認事項確定事項の全体確認などを行わない。
ゆえにもぐらたたきに思いつきで答えるので、修正作業はさらに混沌としていくのである。


混沌としていく背景にはこれらの存在が欠かせない。
そんな彼ら、彼女らだからこそ、細かいところの対処は行えないし苦労を必要以上に行うし、
僕らが介入してソースコード解析〜修正まで行う際に
(..゚Д゚)<1から作ったほうが早く済みますよ*2
って言葉が後に真実であったと毎度毎度振り返られることとなる。

*1:設計書という名前のドキュメントファイル作るのがプログラムを作るより優れた行為だと思っている人々

*2:大体その場で却下され、膨大な時間を費やしハリボテのような耐久度のなにかしらが作られるが、決して根本的な解決ではない