VSウォーターフォール信者

技術者達にとって
ウォーターフォールモデルを押し付けられるくらいなら、
内部進行と外向けのスケジュールの嘘をつかない調整程度は、甘受できる増加作業だ。
ってなことを
いろんなところでいろんな技術者達と話したときに感じた。


そんなことをウォーターフォール信者に話してみると、
まー100%断られたのはいいとして、その理由はこんな感じ
ウォーターフォールでやると言った以上それ以外に方法はない
  →でも現実は失敗の道を行っている
・進捗がどうなっているかわからないですやん
  →そもそも今をもっておまいは把握しているのか?
・もしそれで失敗したらどう責任取るんですか?
  →ウォーターフォールで失敗するのはいいってことか?
・それってドキュメント残るんですか?
  →あとからつくりゃーいいじゃない。つまり残るってこった。


ちょっとだけ聞けば耳に心地よい言葉だし、まっとうな正論とも言えることもあるが
いかんせん中身が伴っていない。
ぼくらは常に結果を取りにいく*1ので
方法がまずけりゃカイゼンカイゼン
仕様がまずけりゃヘンコウヘンコウ。
要員が足りなきゃスクリプトスクリプト
など、今出来ることを可能な限り行うことで失敗のルートからの脱出を図っている。
でもさ。
ウォーターフォール信者ってそのルート外れたがらないよね。


結果が伴わなければビジネスとしてどうよなんた思うのだが、
信者の視点だと、可能な限り失敗の事実を後に引っ張って、
その間の金は引っ張ることが「ビジネスとしての成功」って思える節がある。


お客さま的には迷惑この上ないことじゃないだろうか。
どの口が「顧客満足度」とか抜かすのだろうなんて思っちゃう。

*1:プロジェクトの成功、プログラムの完成、テストの完了など