■
ITサービス会社の営業と開発に大変革を迫る「工事進行基準」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20071116/287299/
顧客との厳格な契約と正確な原価見積もり,
精緻なプロジェクト管理などが実践できない限り,
事業の継続自体が不可能になりかねないのだ。
名前は気に食わんがいい話だなー。
ITサービス業界は従来,厳格な契約の代わりに“あうんの呼吸”,
正確な見積もりの代わりに“ドンブリ勘定”,
そして精緻なプロジェクト管理の代わりに
“死ぬ気で頑張れ”をもって商売の基本としてきた。
正確な原価見積もりが出来ないだろうってのはさておき、
これが無くなる事による不当な労働要求が減るってことに繋がりそうだ。
それはよいことだ。
ついでに。
常日頃、人月の制度ゆえにかろうじて成り立っているような
エセ技術者集団は滅んでしまえと思っている者としては、
この制度で潰れるような組織は淘汰されることに期待を抱いてしまうな。
っとはいうものの。
この制度を踏まえて赤字をださないようにする最も単純な対策は、
・「原価見積もりの水増し」
・「原価の圧縮削減」
になるだろーなーなんて思わなくもない。
前者は高価格化するので業界にうれしい希望かもしれんけれども、
後者はよりひどい環境に押しやられることを意味する。
んー。