「日本企業はITによる生産性向上を実感できてない」、アクセンチュアが大企業の管理職にアンケート実施
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070521/271673/

「この2〜3年でITに基づく生産性は向上したか」との問いに、「向上した」と答えた米国企業は75.5%だったのに対し、日本企業は52%にとどまった。
日本では、ITによる企業の生産性向上を実感していない管理職が多い、と結論づけている

ここだけみると「ほーっ」っと思ったのだが実態は違った。

「IT投資が企業価値の創出や生産性の向上をもたらすよう、十分な時間をかけている」という設問では、
「当てはまる/ある程度当てはまる」の答えが日本では22%、米国では83%だった。

(,,゚Д゚)<してねぇ!!実感する前にやってねぇ!!!


っというのが図からありありと伺える。
ちなみにここが気になったポイント。

日本での調査は2006年9〜10月にかけて、売上高5億ドル(約600億円)以上の大企業を対象に実施
〜(中略)〜
これを2004年に実施した米国での調査結果と比較した。

(,,゚Д゚)<2年も時期違うのにこれかよ!!


っと叫びたくなる気持ちが芽生えたが、見て来た世の中はそんなもんだったことを思い出して落ち着いた。


別記事にて
「日本企業のIT生産性が低い2つのワケ」,アクセンチュアが調査結果を公表
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070521/271676/?ST=management

日本企業のIT生産性が低い原因は,大きく2つある。
ビジネスとITに乖離が生じていることと,IT投資の構造に問題があることだ」とみる

ITが単なる人身売買の温床とされ、効率化よりも派遣人員数の増加を狙っていたのだから当然の結果ですわな。


もひとつ
インド100点、日本最下位13点――ガートナーのIT投資マインド各国調査
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070517/271389/?ST=itc3
イチ技術者としては納得する反面、単純に悔しい気持ちがのこる。