無事にカタ通りに収めて納めた仕事がありました。
開発期間3週間、運用フォロー2週間くらいの仕事でした。(完了形)


月末の締め日も翌日に近づいたある日電話がありました。
相手:(∩´Д`)<もしもし。見積書に不備があるのでお支払いできないみたいです。
こっち:(∩゚Д゚)<「請求書」ではなく「見積書」ですと?
(∩´Д`)<はい。見積書です。


仕事おわってますがな。
納品しましたがな。
現場の担当責任者も完了ですねいうてたがな。
見積もり金額通りに請求書も起こしてたがな。
意味がわからん。


よくよく話を確認してみると。
見積もりにはシステム概要図を開発予定として提出していたものの、
各画面、各機能に対する「人月の工数」なんざつけていなかった事にまったがかかったらしい。
今さら。
各画面、各機能の見積もり工数がそれぞれナンボであるかがわからんので、
見積もり金額が適正であるかどうかわからんのだそうだ。
今さら。


っつか、突貫工事のようなタイトなスケジュールを要求しておきながら、
適正な納期で終えたら、予定工数がわからんってのはどーゆー了見なのだろう。


この手の想定外の仕事の遅さは、ウォーターフォール至上主義かドキュメント至上主義かと思わしき
コボラー世代に通じるものを感じたのだが実際どうなんだろ。
プログラムより稼動するシステムより、お客様の状況に対応する臨機応変さよりも、
今ソコにある役立たずなドキュメントが大事ってやつが昔いたしな。
大手になれば老害が必ず紛れているもんだ。