http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070324
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070325
より。

このコメント見てふと思った。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=355989&cid=1131301

フレームワークの設計は個々人の優劣が影響しないことが必須とされます。
(中略)
プロジェクトはまず予算と締め切りが決定され、次に画面数からプログラムのステップ数が計算され、人月が決定し、投入人数が決定します。
(中略)
次にプログラムはすべからく同じ形で記述することが望まれます。

コレだけの要件と要素がそろっていながらにして、
プログラムコードを(半)自動的に作り出す仕組みを受け入れないのがSI業界。
実現していないものを否定するのであれば納得もできないこともないが、
実現してあるものを提案しても当人が理解できないから却下されてしまう。
これじゃやる気起きなくて当然だろっと思う。


やることが決まっているのであればパターン化できる。
パターン化できているのであればツール化できる。
ツール化できていればそこから生まれるモノに寸分の差もない。
全て均一。
まさに望まれているシロモノ、仕組みではなかろうか。

SI業界では個人は存在しません。
全てリソースです。
人月単価で計算される機械にすぎません。
優秀な技術者はリスクですので、個人の名誉を大切にされる方はSI業界には向きません。

コレに対して全く持って理想形の解がある。もうある。実現もできる。
しかし、その解を最も拒否するのが当のSI業界の人だったりする。
今までの手法が変わるもんね( ´∀`)
もしくは、パターン化を見出す能力に欠けるとか。定義する能力に欠けているとか。
どっちゃみちいい答えではない。


http://slashdot.jp/comments.pl?sid=355989&cid=1130938

日本のソフトウェア産業にトドメを刺したのは
団塊世代コボラーが、1990年代初頭にオープンシステムやインターネットに付いて行けなくなり
自分達の技術者・専門家としての地位と名誉を守る為に、上流に聖域を作って
若い者・新しい技術を技術馬鹿 [nikkeibp.co.jp]だなんだと罵倒し始めた事じゃないかと思います。

上流に聖域。いい言葉だなぁ。
変わりたくないのが聖域にのさばっているのだから、聖域ごと消し去るのが技術者たちのやる気回復の早道だよな。
コレを何とかしない事には技術大国ニッポンが消えるぞ。


変わることをやめた革新的な分野に居座る人々。
これを老害と呼んで何の差支えがあるというのか。
分析も解析も聖域に在するには必須な能力。
それが欠けているのなら不適合ってやつだ。


不適合がのさばるくらいなら、いっそいなくなってくれた方が、全体の処理能力はむしろあがる。
っと言ってる過去の自分もある。


結局あれだ。
コーダーでも、プログラマーでも、意欲を削いでいる元凶は老害どもの存在だ。
半減してくれても、全く問題ない。
それを超える開発推進能力の発揮により、お釣が来るほどの結果がでるだろうとおいらは踏んでいる。


やる気は全ての技術者の原動力です。