デスマーチのコストは誰が負担しているのか?

こうして営業がはったりをいった後のプロジェクトは多くの場合最後にひどいことになる。

物事には原因と結果がある。
これらは誰がなんと理由をつけようとも必然なのだが、
目先に追われる輩はそこから目を背け続けるようだ。


営業も経営者もこの業界に関して無知が多い。
無知は無知なりの対処の仕方はあり、現実を処理できるのであるのだが、
それをできないのがこのような事態を生んでいると実感してきた。
何したらよいかよくわかってないのが、土台をつくるんだから崩れるのは必然なのだ。


それはさておき、
デスマーチ体験した時に最後に組まれたスペシャルチーム。
あのときの作業推進力は倍以上の人数と6倍の期間の作業量を凌駕した。
(,,゚Д゚)<なんだ、やるべきことをやるべき形で実現できれば作業は終わるんだ。
心底そう思った。
このチーム。最初から配備されていればあんなことにはならなかったと思う。


今。
言うべきことを言うべきときにいうおいらがいてるのだが、
理解力の無い者には疎まれる傾向がある。
口うるさいだけに聞こえているんだろうなと思うが、
こーゆーのが現場にのさばっているのが放置されているから
システム開発の成功率は低いままなのだろう。


ついでにコメント欄より

この業界はまだ未成熟なのでしょうか?ゼネコンと比較するとあまりにも品質水準が低い気がします。

品質基準が低いっていうか無い。*1
業界は間違いなく未成熟だって胸を張って言える。*2

*1:ISOは品質向上に何の貢献も果たしてはいない。

*2:ネコも杓子も技術者名乗れるし、本の知識でコンサルだしって言っても判断できるユーザは少ないからの。