経営に貢献するITの専門家

大半の企業はIT支出の7割から8割をメンテナンスに費やしています。
新規開発には2割から3割しか割けません。

メンテナンス恐るべし。

肥大化した会社のシステムのお守りのためにITの専門家がいるのではありません。
先輩が築いたシステムをうまく稼動させていくためにいるわけでもありません。
企業として優れた製品や優れたサービスを提供し、利益を上げ、社会に貢献していくためなのです。
ですから、ITの専門家にとっては経営的な見方も大切となるのです。
技術そのものの勉強だけでなく、財務やマーケティングなど、
幅広く勉強していくことが求められるのではないでしょうか。

こう言われるとその通りのような気がしてくる。
学ぶことの範囲をふやさなしゃーない気になってきます。
ITの専門家には大きなチャンスがあるの会で
述べられていた、
「とりあえず経営のトップに就けばええことあんねん」
ってな感じの物言いよりはすっきりと技術者の心に染みそうです。
1人の技術者としては、余分なカネを得るマネーゲームよりも
自分の技術力がどこまで通用するのかってほうに興味をそそられます。
たとえ同じことでも、モノはいいようってことです。ヽ(´ー`)ノ


頑張れ、ニッポン

日本の企業は長らく「現場力」に支えられてきました。
日本の経済は、本社の人たちのホワイトカラーの生産性が高かったからではなく、
工場や研究開発という現場の地道な改善によって伸びてきたのです。

この人はいいこと言うな〜( ´∀`)
約10年、いろんな開発現場を見てきたおいらも同じように思います。
ちなみにホワイトカラー達の中には、
現場の地道な改善すらも潰すように動いてきたのがいるってのもよく聞きました。
自ら潰しておいて、改善など望むべくもない体制を作っておきながら
その責任を現場に持ってくる。
そんなホワイトカラーはいなくなってくれたほうが仕事がはかどる。
当時からそう思っていたものです。

その他

海外の安価な労働力を脅威と感じるやつらは、
競合に負けてくれたほうが業界全体としては作業効率は上がる。
そう思うおいらとしては、成長の余地もない輩は排除したい思いを持っていたりします。
開発コストを上げる要因には、
そのような無知や無能が設計工程においてそれはそれはひどい設計を行うからってのがあります。
実現不可能なスケジュールを引いたりもします。
実現不可能である理由を説いてもそれを理解するだけの知識すら持ち合わせていないのもいます。
これらは消えてくれてなんの問題もありません。


初期投資以外に必要となるコストがあります。
トータルコストという点において、どこまで低価格化に貢献できるかというところが
技術者としての挑戦目標になります。
「高品質を安定供給できる」
これは特定の個人が行うことができる類のことで、その他大勢にはできないことです。


自分にはそれが出来る。
ゆえに安価な労働力がどれほど入ってこようが考慮材料以外になることはありません。
それらに押しつぶされるのならそれまでの技術者だったってことです。
そうならないように日々なんかするのです。ヽ(´ー`)ノ