人材不足
深刻な情報処理技術者の不足、社会基盤を支える人材の育成を急げ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100114-00000000-toyo-bus_all
まいどのこの手の提灯記事はうわべだけ。
大学教育と現場で求められる人材との基本的な資質に開きがあるのも問題だ。
単に専門知識があればいいわけではない。
顧客のニーズをきちんと理解し、必要十分なプログラムを組み上げるための広い視野とコミュニケーション能力が必要だが、
アカデミズムの狭い範囲の専門に埋没し、なかなかそういった人材が育ってこない。
とんちんかんな1文。
ニーズをきちんと理解するには
→ 広い視野とコミュニケーション能力が必要
必要十分なプログラムをくみ上げるには
→ 専門知識と技術力が必要
専門知識の習得に行っている学校で、技術力と広い視野まで身につけて来いってか!!
って受け取ってみるとむちゃくちゃなこと言っていることに気づいてくれるだろうか。
何人の人間が何カ月で完成させる仕事か、というときに「人月」という単位があるほど労働集約的で、
しかも専門知識を要する仕事であるにもかかわらず、専門教育を受けた人材の採用が難しい。
文系を含めた情報系以外の学生を採用せざるをえず、企業自身が人材育成を行わなければならない。
採用側が望んでねーだろ
情報産業自身も処遇の見直しを進めている。
ラインの昇進とは別に、スペシャリストのランク付けを行い、課長級、部長級の待遇を約束するなど、
ここ数年、優秀な人材の育成と確保に努める。
専業大手、伊藤忠テクノソリューションズには、入社6年目で本部長クラス待遇のスペシャリストもいる。
こうなったらいいな〜。
ラインの昇進なんて害悪でしかないんだから、専門分野で効率的に戦える組織形態を組むようになって欲しいものだと思う。
これらに対してIPA様は
IPAでは、情報処理技術者試験に加え、09年度から「ITパスポート試験」を開始した。
これにより国民全体のITの基礎的な水準アップを図りたいというが、浸透には時間がかかる。
だめだこりゃ