ウォーターフォールでアジャイル。

[記事より]
単純にうれしくなった。なんでだろう。いやいや、Agileが普通になるってことはよいことだ!!それがアメリカであったとしても。


こちら
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20090825
より


Covert Agile: Development at the Speed of…Government?

もう一つの政府系受託開発事例。
顧客は空軍。

・今回は「従来の半分の期間で完成させてみせる。ただし予算は従来の倍いただきます」という触れ込みで入札し、受託した。
・驚いたことに、契約は「ウォーターフォール」。
・お客の予算管理部門には、ウォーターフォール的な計画書を提出し、途中の説明も全てその計画書に準じたものに。
お客の現場部門と開発者達はAgile

すばらしい。
政府の案件でも「半分の期間でやるから予算倍なっ!」ってのがまかり通るあたりがすばらしい。
ウォーターフォールの計画で中身Agile!って実行したらとってもよくね?
ってずっと考えていたところにこういう事例ってうれしいな。


ウォーターフォール的計画。
それを関係者のわがままを吸収しながら納得させながらしながら
開発が成立できるのはAgileしかない!*1

・一方で、文書書き専門の職員を雇い、顧客上層部報告に必要な文書類を整備した。
Agile開発は15-20人。
・文書書きは20人体制。

ドキュメンターはドキュメンターとして存在する徹底ぶりがステキ。
日本じゃ間違いなく「設計者(architect)」として君臨し、開発を邪魔する役割を担ってくれますしね(・∀・)

・予定納期までにシステムは完成。

やり遂げた時うれしいだろうな〜
やったった感満載だろな。
お客さんも僕らも会社もうれしい仕事っぷりってやっぱいいよな〜。

顧客上層部はAgile開発だったことを全く知らない。

ウォーターフォール成功事例(実はAgile
 ↓
次もウォーターフォール
 ↓
別のところがほんまにウォーターフォールでやってアボン


ってなことにならないかな。他人事ながらちょと心配。
そんなことよりも、ウォーターフォールでもAgileやれるぜ!!って事例になったことを素直に喜ぶのがいいのか!?!?


以上、羨望たっぷりのぼくでした。

*1:技術者、やる気、共に必須