ある目的を達成するための手段を考えるのがお題だとしよう。
達成できる手段がいく通りかあり、それら手段のメリットデメリットを考慮し、最終決定を導く。
これがやりたいことであり、大事なことだ。
目的を達成出来ない方法は選択肢に入ってちゃおかしいだろ。
目的を理解しているのなら
(..゚Д゚)<○○さんが言ったから・・・
なんて事情が挟まれる余地なんかない。
それを口にするのは理解していないからだ。


ロジカルシンキング」はシステム開発において必須能力だ。
何がどうなっているからこうする。
どうあるべきだからこうする。
今ある前提がこうで、こんな事情があるからこの方法をとる。
これが出来ずに思いつきと反射神経では必然の失敗と偶然のもうすぐボーダーラインが達成されるだろう。
終わらない開発、手戻りの多い開発現場を招かないためにそれは必要な能力なのだ。

[余談]

プログラムを作るときも仕様を決めるときも
いま自分が作るものの意味と、とる手段の意義を把握できなきゃだめだ。
理解してない者が勝手に考える手法や手段は検証しなくてもわかる。
たいていゴミだ。


言葉が出てこないだけだといいたい気持ちはわかる。
存在を全否定されてんちゃうかと思ってしまう気持ちもわかる。
しかしてこれは仕事であり、時間との勝負も事情に絡む。
その前提において個人の勝手を許すわけにはいかん。
そもそもその勝手は見当違いを多分に含んでいたではないか。


画一的な発想だけではおもしろくない。
当たり前を踏襲するだけではおもしろくない。
だから自分が考えたこんなステキでナイスなアイデアを見て見て!って行為は嫌いじゃない。
そんなのが無ければ楽しいことなど生まれないからだ。
が。
それを貫くには技量がいる。
目的と思いつきの方法が合っている必要がある。


その思い付きを主張したいのならば裏付けを持て。
目的を達成できる手段としてのロジックを持て。
それが持てないうちは、世間に出ても浴びせられるのと同じようなことをボクは言う。
解決方法をこっそり混ぜてキツイ口調でボクは言うのである。
ガンバレ。