って話を身近で聞いた。
お金儲けのためにIT業界にいてる人と、
プログラムとかPCとかそーゆーのが好きで仕事にしている人と、
相容れないところで差ってのは出るもんだ。


人が集まり会社ができて。
技術者たちががんばって、
ちょっとずつ技術が認められて人が高値で売れるようになった後。
その会社では如実に素人が増えたそうな。
技術者たちの負担は増えただけでなく、評価も下がるようになったそうな。


裁量労働制ってのが悪しく使われる。
外に出向で行ってる人間を定時後に社に呼び戻し別の仕事をさせても残業代もでず。
業界に入って2ヶ月も経ってないのが1人前の要員として作業が割り当てられる。
そのツケはすべて技術者達につくそうな。
年間目標を立て、資格をとっても「それでホントに成長したかどうかはわからない」ってな理由で認められず。
有給もとりにくい制度がまかりっ通っているとかいないとか。


きっとあれだ。
経営者的には頭数が確保でき、人が売れる体制が取れればそれが売り上げにつながるからOKなんだ。
技術力があるにはこしたことはないけれど、それによって経費が増えるほうがいやなんだ。
力ある技術者一人よりも素人3人のほうが儲かる体制。
その体制のほうが安定収益が見込める業界であるのは事実だしな。


文句を言うやつは叩けば抑えられる。いやならやめていく。やめるときも有給なんかつかわせない。
うらまれるくらいで済むならそっちがいいってなしたたかさではなく、
オレに損害与える行為すべてを認めない勢いは確かに昔からあったって話があった。


そんな経営者にでもついていくしかない人達もまたいるのは事実。
だから会社潰れるほどの残業代支払い請求だの訴訟問題までは発展させたくない気持ちは技術者にはある。
会社がどうというより、仲間が大事。
そんな気持ちをお金が大事な人種に利用されているって構図は
いつの世もありそうだけれども、嫌な気分になるもんだ。


なんなんだろね。この差って。