「レベル低い」「エセ独立系」「自己矛盾」――ジャステック神山社長にITベンダーの現状を聞く
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzx000020122007
> ジャステックの神山茂社長
それにしてもこの爺様、言うことがいちいち素敵だ。

多くのITベンダーのトップと話すと、
多重請負構造が問題だとか、
人材教育をしないといけないとか、
人材が不足しているとか言う人がいる。
しかし、具体策をまったく出さない。

結局、仕方がないから私が具体案を持っていくと“奇人変人”扱いして、
「それはあなたが別格だからできる」というようなことを言う。

これでは業界はよくなるわけがない。

すげー同意。


昔から言われていることを、当たり前にやったら別格と言われるのなら、
お前は何をやってきたんだ?と問いたくなるような扱いは受けてきた人は多いんじゃあるまいか。


自分にしか出来ないことならともかく、2ヶ月の時間があれば誰でも出来る。出来るようになる。素地ができる。
俺はそう言っているのに、業務の中に吸収して進行できると言っているのに、
EXCELの願望スケジュールが崩れるからって理由だけで拒否されるなんざ日常茶飯事だ。

やろうと言ってることと、実際にやっていることの間で自己矛盾を起こしている。

技術者じゃない人達が、これに気づいてないか気づかない振りしてゴリ押し通そうとしているのはよく見た気がする。

■悪貨は良貨を駆逐する、やらされ仕事だから「3K」
(中略)
この業界は人を貸し出すような業態になっているところが多く、人がいた時間分お金をもらう。
そうすると仕事の主体性がなくなるのだ。

ないね。今の職場もないね。大勢に埋もれるというのは甘美な誘惑だ。
退屈の中には成長も改善も何もない。


最後にひとつの具体例があった。

――どうすれば、業界の構造を転換できるのでしょうか。
 外圧をかけるしかない。日本は昔から、外圧に弱い。

違うというなら代替意見を持ってというのが僕の持論なので、ひとつ方向性というか議題を提示されるのはなんだか納得するものがある。


CMMもいろいろ言われるけれども、
取らないよりは取れる体制を敷いていられる環境が大事だと思うので
取らなくていいなんて思わず取る努力も悪くないんでないかと思った。