構想を練るのには時間を必要とする。
どんな構成がいいか、どんな方法がいいか、どんな形式で実現できるか。
仮定と検証の繰り返しが脳内やコード上で繰り返される。
熟練者の開発作業が早いのは、この構想にかける時間が短くかつ効果的なカタチを用意できるからだ。
反対に初心者がキータッチがどれほど早くできてもとも、これにかける時間が多いため開発作業はどうしても遅くなる。
とはいえ。
大事なのは「開発速度」ではなく、速度と品質の両方である。
早いだけなら、エラー処理を全部無視して最初から最後まで状況に恵まれた時のみ通るようなべた書きソースをつくれるものは早い。
ただし品質は無いに等しいどころではなく無い。
(,,゚Д゚)<最悪だ。


そうならないために。
ある程度構想を決めておけば、熟練者であれ初心者であれ同様に練る時間は短くてすむようになる。
予め練られた構想であれば、それなりの質をも備えたものとなる。


こーゆーのを利用しない手は無い。
メンテナンス性を考慮した場合、自分たちがわかる形であるほうが望ましい事実がある。
ゆえに、どこかの誰かが作ったのを丸パクリではなく、自分たちのカタチにあわせて作り直したものを用意したほうがなにかといいという理由をなる。
要員管理体制において、「全開発者がそれぞれの手法において開発ミッションをこなす」ようになっている所は、その体制を見直し「共通化」を模索する理由になりそうだがどうだろう。