PCの値段は安くなった。
周辺機器の値段も安くなった。
けれどもこの恩恵を受けていそうで受けていないのは
実はわれらではなかろうかとたまに思う。


データベースもIDEもみんな入れて起動していて
いろんな開発をするのにメモリが512Mしかないとか。
CPUがまだまだPenⅢだったり。
15インチディスプレイ1個でソースコードを作っているとか。
HDDの増設もなく、
書類はいつまでもWordファイルを手で管理。
バックアップの手段も履歴の確保ももちろんなし。


コンパイルは遅いし、
Excelのファイルは巨大だし、
画像をはりつけまくったWordを開くのも大変だ。


たった10kくらいでメモリが1Gも乗る。
たった30kくらいでディスプレイが17インチで1280×1024の解像度がだせる。
たった99kもだせばそこそこのマシンがディスプレイ付で買える。
デュアルディスプレイ化するのにも2人日の単価にも満たない出費ですむ。
ミラーリングするための大容量HDDもすげー安い。


こんな便利な世の中になっているのに、
その恩恵を受けないでよいはずがない。
ましてやわしらはPCを使うことでご飯が食えているのにっ。


万人がデュアルディスプレイ化しろとは言わないけれども。
万人がセカンドマシンも持って仕事しろとは言わないけれども。
割り当てることで作業効果の上がる人物には割り当ててしかるべきだと思う。


ソース作りながら、同時に電子媒体の資料を確認できるのは便利です、
調べ物をググった結果を見ながら資料作成できたりするのは便利です。
別のソースを見ながら確認しながらソースつくれるのは
表示スペースが広いおかげです。
また、インストール中にゆっくりネットサーフィンできたりするのです。
作業中の「待ち」時間を削ることでより効率的に作業が行える。


ってことができる世の中になっているのに出来ない。
出来るほうが珍しいとか言われちゃう。
もっと恩恵に預かってもよさそうに思うのだけれどもな。