所感

データに偏りがでていたり、件数不足で正確な評価が出来ない状況にあったり、
開発言語TOPを飾ったCOBOLでは材料がそろっていたりで、
われらソフトウェアデベロッパからするとむちゃむちゃに見えた代物ですが、
しかしてこれがデータ編纂に従事された人々の努力の成果だと思うと別のことを懸念してしまいます。
従事された方々はわるくない。


これが2005年の調査分析結果と真摯に受け止めれば、
これらの状況になった要因は、答えた企業が正確な値を出せていない所にありそうです。
「答えがむちゃむちゃだから結果も悲惨なものでなる。」
これは必然です。
であるとすると、システム開発って作業の管理はどえらい難しいってことを顕著に現していそうに思えます。
管理者がきちんと管理できていれば答えられるものはすんなり答えられるのは道理だからです。


開発作業の成功率が3割弱である結果も踏まえれば、
今の「当たり前」とされている管理体制や開発体制に問題がないなんてことは絶対になさそうです。