そういえば

最近含みのありそうな話をされると、
頭の中がデバッグモードになってることがある。
現状で考えられ得る背景をif文で区切り、
条件分岐の項目だけ頭においておいて、話を聞いてる自分がいたりする。
分岐に応じた選択肢を考えて試す。
失敗したら前の分岐点にもどしたり、選択肢を変更したりと対応していて、
なるべく自分からの投げる言葉には矛盾することの無いように背景を引き出す。
そうしていると、矛盾が出てきたときには相手が原因であるからして、
嘘かどうかの検証というのも選択肢に入れることになる。
優位に推し進められそうな材料をこっそり手に入れつつ、
検証も推し進める選択肢を導き出していたりする自分を感じた時には
少々戸惑いを覚えた。
めんどいわ(゜Д゜)!


デバッグで培った仮説を立てて、検証して、失敗してればそれに捕らわれずに破棄する一連の流れ。
デバッグにおける最も重要な阻害要素は「自身の思い込み」であるから、
出来る限り排除するように心掛けてた時期があった。
他人のバグなら見つけやすいという事実を元に、
自分自身が自身のデバッグする作業に還元させてみた実験である。
成果があったが副作用もあって、
デバッグの報告時にすんげー他人事のように語れる自分になっていた。
自分のつくった不具合を他人事のように報告できることは、
必要な要素ではあると思うが、*1実際にやられたものにとっては
「テメーのバグだろ(゜Д゜)ゴルァ!!」と思うのも無理からぬことである。

*1:自身を客観視できる能力という意味で必要な要素。