最近プログラムと戯れている状況を利用して。
だいぶ前から仮定していたことを実験してみてる。
それは。


新入りにプログラムを作らせないほうが全体として仕事は早く終わるかどうか


期間内のトータルでみて、生産性がマイナスである場合に、
(..゜Д゜)<それなら何もさせないほうが仕事すすむやん
と後から思い返すことは多い。
かつてPM11時を過ぎたころ、休憩室の片隅で当時の同僚と語ってたことの実験である。


仕事に空きが出来て、
( ´∀`)ノ<ちょっと手伝ってもらえることになったから〜
などといわれて2〜3日ほど借りれる状況になったからといって
その人にプログラムを作らせない。
ただし、あからさまに放置すると後々に禍根を残すことになるためそれもおいしくないので、
何か別のことをさせる。
短期間でカタチになり、いつ抜けられることになっても支障のないような作業。
かつ、作業指示者にとって、付きっ切りにならずにすみ、
たまに相手になるだけで進行が進む作業。
なんかないかな〜と思ってみた。考えてみた。
あった。
それは。


「マニュアル作り」


作業手順を話し、
( ´∀`)ノ<あれをこーしてこー作ってください。
っという指示をした後にプログラムを作ってもらうのがいつもの手順だが、*1
そこでプログラムではなく書類を作ってもらうのだ。
仕様に沿ってどーこーしますということではなく、
プログラムはこう作りましょうねっていう限られた状況のための書類を。


無ければなかったでいつも通りだし、
できなきゃできなかったでいつも通りだし、
あるなら作業指示する際に、よりお互いの意識を合せやすくなるし、
多少出来が悪くても、次回の作業者によりよくしてもらえばいい。*2


これによるメリットはそれだけではない。
いや、それだけというよりもむしろこちらのメリットのほうが大きい。


『腐ったプログラムのメンテナンス作業が発生しない』
つまり。
『わけのわからんデバッグに付き合わされることが一切ない』


このメリットにより、
期間の大半の時間を教育と業務説明に費やした挙句、
(n´Д`)η<肝心のプログラムが全く出来上がってねー
とか
(n´Д`)η<おれがやってたら終わってたのにーー
とか
(n´Д`)η<おれの仕事まで遅れてもたじゃねーかっ
ってな状況を回避できることってのが期待できる。


ここで。
メリットを簡単にまとめるとこんな感じになる。
 ・クサレソースが作成される機会を減らせる
 ・日頃作られなかった、「あったら便利もの」が作られる
 ・自分の時間は自分のものとして使いやすい状況をつくれる


以上を期待して今週ちょっとやってみました。


( ´∀`)<いやはやすんげーいいですな


もちろん、相手をする必要が全く無くなったわけではないけれど、
仕様の全体説明も詳細説明もいらず、
実装時に発生する細かい確認事項を確認する時間も全く無かった。
3日という時間のなかで、
プログラムを作ってもらっていたら丸1日分はとられていたであろう時間が
1時間足らずですんだのは御の字でした。
書類と呼んではいたが、実態はHTMLで出来た簡単な説明書もなかなか。
説明する言葉をより効率的に伝えることができそうだって感じ。


結論。
新入りにプログラムを作らせないほうが全体として仕事は早く終わる
これに決定( ・ω・)oビシッ
追加の注釈をつけるなら、「短期的な時間しかない場合において」だな。

*1:仕様書があればもちろんそれも渡す

*2:自分が暇なときに続きをやってもいいしね。