戦うべき時:仕様決定時

最近のおいらはさぼりんと化している。
後々めんどいことはやりたくないからやらない。
そんな方針なのだ。
今めんどいことはできる限り定型業務化するようにし、
定型業務化できた暁にはツール作成も心がけている。


そうすれば後のおいらは安泰だ。
楽ができる。
だれかに引継ぎも楽にできる。
何もしなかったときよりは。
多少余計なことになることもあるけれども。


仕様の詰めを行うときの画面設計。
この時だいたいの予算が決まっている。
スケジュールも決まっている。
そして機能が決まっていない。
ココがポイントである。( ・ω・)o[Point]ビシッ


プログラマの血が騒ぐのは
「より高機能なもの」や
「より使い易いもの」を考え作るときだ。
それゆえ、画面設計時に作りたいと思う機能を盛り込んでしまいがちになる。
そういう風にSEに伝えてしまうのである。
SEにしてみればPGが言うんだから「そんなに時間もかからないことなのかな?」
と思ってしまうのだが、ところがどっこい現実はそんなに甘くはない。
便利機能を作りこむのに時間がかからないわけが無い。
作りたいものを作るとき、さらによいもの、さらにこんな機能と
作りすぎるのもまたプログラマたるものの性質だからだ。*1


作成する時間がかかるということは、予算とスケジュールを圧迫するということだ。


これを踏まえると。


仕様決定時にSEと打ち合わせをする。
詰めを行うときの画面設計時であるとしよう。
こんな検索機能があると便利。
こんな登録機能があると便利。
こんな入力補完機能があると便利。
便利を挙げればキリが無い。ヽ(´ー`)ノ
ココロ優しいSE様はお客様のために設計に盛り込もうとする。
その心意気やよしなのだが、
如何せんそこにスケジュールのことが欠落していたりする。
個人的にはスケジュールを圧迫して死の行進など歩みたくはないのだ。
そんなデスマみたいなめんどいことはやりたくないのだ。
ゆえにおいらの言葉の中に
「スケジュールを考えたら〜」とか
工数とってきてもーたら〜」とか
「予算分、お客さんに納得させてきて〜」とか
いやらしい言葉が飛び出してきていたりする。
それを自覚した時は内心びっくりしていた。


(n´Д`)η<おいらは汚れてしまったのか〜〜〜


っと叫びたくなった。


無茶な仕様と無茶な機能。
盛り込まないためにも、盛り込ませないためにも。
おかしな仕様とおかしな機能。
作りこまないためにも、作りこませないためにも。
できる限りのことはしようと思う。
それをしていても、盛り込まれるもんは盛り込まれるのだから。
被害は最小限に。ヽ(´ー`)ノ

*1:もともとの機能は作り終えていても、作りすぎて時間がかかる。ってこと。