火のついたプロジェクトを収めるために尽力する人たちを
そういや昔は「火消しさん」と呼んでたっけ。


納品直後に「( ´Д`)/先生! うごきません」
ちょぃとしたミスならともかく、
デスマーチを経たあとの成果物ならそんなのは予測できた必然だ。
完成していないものを完成したと扱ってテストすりゃそりゃーもー
次から次へとつっこまれるのは目に見えている。
最初の納期で家屋に火が放たれ、
次の納期が過ぎたあたりで焼け野原。
今度のそれは焼け野原にナパームくらいの炎の嵐。
どこまで燃やすねん。


ひどい扱いなのはそれに現実携わる技術者達だ。
ほんまもんの死の行進はここから始まる。
客先に行けば不満のはけ口にされ、
開発室にいれば、調査と修正(製作?)に追われて太陽も拝めず、
次から次へと出てくる不具合対処で嘆く暇すら与えられない。


炎はさらに飛び火する。


客先で一斉射撃の的になる者はたまらない。
自分では何も出来ず、動かないシステムがそこにあるだけ。
ひたすらブーイングを受けつづけるのだ。
そりゃ早晩つぶれる。ストレスたっぷり。
そして代替要員が呼ばれてしまう。


これ悲惨。
火まみれのシステムに携わったことすらないものが的にかけられる。
現代版魔女狩りみたいな生贄っぷりである。


明日から旅立つ平穏な我らがチームから1人生贄が旅立つ。
帰ってくるのは再来週だそうだ。
健康を祈る(−人−)