開発とは言っても、構築するのは鉄筋やコンクリートではない。
ソースと呼ばれるテキストの集合体である。


ソースには様式があり、きまった文法がある。
様式や文法があるということは、それに沿いさえすれば、
単なるテキストも「ソース」となりうるっつかなるのである。


このブログもそうだが、ちょっとした設定情報を保存しといて、
ページ開いた瞬間にHTMLの文法にのっとったテキストを構築しているのである。
保存情報だけ変えたら見た目も違うように出来る。
中身も違うようにできる。
扱い方さえ間違わなければこんな便利なことは無い(´∀`)
入出力インタフェースに違いこそあれ「blog」が普及するのも頷ける。


blogはHTMLだが、例えばJavaC++に応用できるようなもんはないのか?できないのか?
そういう疑問が芽生えてくる。
答えは「ある」である。「できる」である。


一般的には想像しやすいのは簡易ウィザード。
ボタンをぺっぺ〜っと押していったらソースが出来あがる。
その多くはそのまま動く。
コンポーネントや画面のコントロールもその類。
(ソースというよりはソースを焼き付けた部品と言うほうが正しいが)
テンプレートもなかなかいけるものである。
もっとも、業務に即したものであるとか今現在作成する形式に則していなければ
使い物にはならない。
どんなウィザードもテンプレートも則している形でなければ
自作すればいい。
テキストのライブラリを編集できれば事足りる。
そこからコピペすればよいのである。
似たような別のソースから再編集するよりは手間も少なくバグも少なくなる。


仕事が楽になるのである。
まだ使えない人材だったころのわが身の仕事を振り返れば、
あの頃は仕事を自ら増やしていた。
継ぎ当て継ぎ当てで複雑怪奇なソースに仕上げ、バグが探せず潰せずの状況を作り上げていた。
そんなアホなことはもうしない。
新入りたちにもそれはさせない。


おおよそ定型化された業務パッケージならば、テンプレートが使える。
画面や内容を構築するソースの形式はおおよそ一緒だからである。
毎回違うプログラムを作るものにとっては、もうすこし泥臭いところで、
テキストのライブラリを適用してやれる。
自分たちのスタイルに応じた形で↑らを適用できるツールをつくり、
その使い方を伝達できれば何も無い状況からソースを作るよりは、はるかに楽ができるようになる。
バグを作りこむ余地を削れるからである。


如何にしてより楽に、より確実に、より堅牢性を維持した形式のソースを生み出せるか。
プログラマの腕の見せ所であるのです。( ´∀`)