テスト終了後の修正は気を使う。
思いつきと辻褄合わせでソース変更するってのはやっちゃいけねぇことだ。
なんてったって仕事が増える。
結果オーライってのは最後の最後に、なにをどうやってもよくわからんけれどもこれでなんとかなっている
って時にしかたなく頼る手段であって、
余裕のある今やるべきことじゃない。
ちょっと考えて情報整理すれば、十中八九そんなことは回避できる。


ボクが必ずしていることがある。
「何がどうなれば正解」って姿をまず探すことだ。
一文字変えればすむ修正であっても、大改造でもそれは変わらない。


あるべき姿に沿っていれば事故は少ないし、
なにより次の変更や修正にも対応しやすい。


しかして目先の修正で今回の対応ができそうだって時には、
ついつい「あるべき姿」を構築せずに手を出してしまうもんだ。
「処理の流れ上、ここでこうやっても影響がないからやる」
って確証を得ずにやる。
「処理の性質上、ここでこうすることがあるべき姿なので、これに付随して起きる次の処理も確認する必要がある」
ってなことを模索せずにやっちゃう。


やっちゃっても、結果オーライになるかもしれない。
けれども、その積み重ねがスパゲッティコードを生み出す要因となり、
へんな修正につぐ修正を呼び、なんだかよくわからないことにつながるんだ。
当たり前のデータ処理がそのとおりにいかないのはプログラムの失敗だ。


たった一つの修正にいちいち口うるさいオッサンといわれようとも、
理屈っぽい口数多いやつだと言われようとも、
せっかく作ったかわいいプログラム達がコケにされるような事態にさえならなきゃいいと思っている。
すっかりじじぃの境地だなこりゃ