Professional Software Development

ソフトウエア開発プロフェッショナル
ソフトウエア開発プロフェッショナル


コンピュータ・エンジニアリングと
コンピュータ・サイエンスは別物だという話はよかった。
エンジニアリングにおける免許制度の話もよかった。


専門的なことを専門にやっている人間を識別できるかどうかは
現実問題必要な話だ。
事を成すにあたって、烏合の衆のを集めた中に英雄的存在の可能性を期待するよりは、
専門家を一定数確保するほうが可能性が高い。
現代においてもソフトウェア業界は烏合の衆を集めたがる傾向があるが、
それで結果を残しているかといえば、奇跡はたまに起きているくらいでしかない。


冒頭にあるお気に入りな部分

優れたソフトウェアを開発する方法は、既にすでに確立しており、10年、20年以上前から適用可能な状態にある。
(中略
一般的な開発方式は、ベストの開発手順と大きな隔たりがあるし、
世の中で広く取り入れらている開発方法の大部分は、石器時代のものであり、パワー不足は否めない。
平均的なソフトウェア開発プロジェクトは効率が悪く、期待する成果のほとんどを達成できず、
新聞沙汰になる事件が頻発している。

明日の開発を楽にしようと思ったら、今ある非効率的な手法を捨てて
過去に準備されてある手法を錆付いた格納庫から引っ張り出してくることが大事ってことだな。