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13年前も今もあまりかわりませんねw

多くの人々の目には,ソフトウェア設計がハードウェア設計ほど厳格に工学として実践されていないように映っているのは明らかです。
しかし,ソースコードが設計であると考えれば,
実際にはソフトウェア設計者も自らの設計に対して相応の検証と洗練を行っている
ことが理解できるはずです。
ただ,ソフトウェア設計者はそれを工学と呼ばず,テスティングやデバッギングと呼んでいるだけなのです。
しかし多くの人々は,テスティングやデバッギングを本当の「工学」であるとは考えていません。
こういった状況はソフトウェア業界で顕著に現れています。


ゆえに

ソフトウェア開発は,未だ工学分野というよりも技芸となっています。
これは主に,設計の検証と改善という重大なプロセスにおいて厳格さが欠如しているためです。

テストやデバッグ方法は各個人の伝承されにくい技芸ですわな。
おいらが自分で行うデバッグ方法がある。
ただその方法を行うためにはソフトウェアの設計中から行う。
デバッグしやすい形式でソースを組むという形で。
テストしやすいようにメソッドを小さくするとかシンプルにするとかそういうのと同じ。
しかしてそれが同じ職場の同じ職種の者達に容易に伝えられることかというと、
そんなことはなかった。
「百聞は一見にしかず」なことだからだった。しくしく。
一見の機会がそうそうあるもんじゃないのね。
一見の機会があったとしても、今現状のソースコードを修正するには
あまりも労力がかかりすぎるので断念された。
それほどまでに人目に触れない作業であるがゆえに「技芸」なんでしょな。ヽ(´ー`)ノ
っと思った。