評価体制と技術職

異業種の人々とののんだくれた会話はやはり楽しい。
いろいろと発見がある。
異文化コミュニケーション万歳。


たまたま飲み屋で知り合った方に頼まれた。
Macファイルメーカー使ってやってたシステムのデータを
Windowsファイルメーカーに移行でけまへんか?っと。


んでもって。
以前は友人にお願いしてちょこちょこやってもーてたとのことだったけれども、
動かなくなるというか、ちょっと詰まるたびに対応依頼。
しかも無報酬って体制になってきたら、会社としてそんな状況はどうなのよっ。
ってことになってきたので、対応できる人を募集中だったらしい。


技術者に対する評価体制がないというのは、
報酬体系に影響する。
正当と思わしき評価がなければ、報酬は安くしてしまいたいのが人情なのである。


まして、コンピュータ。
まして、目に見えない作業。
さらに、「コンピュータの前にいる」=「遊んでいる」
という認識をもっていた時代のおっちゃん連中がいる。


いいように使われてた方の姿がそこに見えたように思えました。(−人−)


現場の人が、自分達のためにつくるシステム。
この使い勝手が悪いはずが無い。
その有効性はそれを作った人がやめてから初めて実感される。
世の中の法律が、制度が変わり行く際に初めて必要だったと思われる。
ちっちゃなシステムであったとしても、
大手メーカーのパッケージやソフトよりも、
そこにとっては使いやすいんだからそれは大事だ。
一技術者としてちょっぴりうらやましさを覚える。


ソフトウェアは生き物だ。
生き物が成長していくためには管理者が必要だ。
教育係が必要だ。
システムは完成して終わりじゃない。
完成したってのは生まれたばかりな状態なのだ。
まだまだ成長する。洗練される。
大きくても小さくてもそれは変わらない。
それを踏まえてプログラミングという名の調教を施していくのだ。


ここにいたって。
報酬体系とサポート体制を考えてみる。
完成させて終わりでなければどんな料金形態ならいいんだろう。
人月なんざはもちろんやだ。
う〜ん。
また今度にしよヽ(´ー`)ノ