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だいぶ更新した。
だいぶ見やすく軽い動きを実現したソースに変えた。
変えてきた。
そう思っていた。
前回の仕事はその集大成だった。
新人ひとりを受け持ちながらも後々に再利用されることを
考慮にいれたソースを作成しつづけ、
無事プロジェクトを終えることができた。
今回は掛け持ちがあり、
それぞれのプロジェクトで新しく入ってきたひとがいて、
ちょくちょくヘルプに行きつつ、
自分の受け持ちの面倒をみつつ。
新しく入ってきた人が新しいプログラムを作り始めたことは知っていた。
それに対してツールも提供した。
使い方も簡単だけど伝授した。
今でもちょくちょくヘルプには行く。
プロジェクトの破綻は放置から始まるからだ。
内情の把握はリスク回避のための確実な1手だ。
そいつもよく聞いてくれる。
処理共通化の話なんかは自分から考えていてくれる。
なかなかよい感じだ。
しかし。
そんなよい感じのそいつからこの前こんな話を聞いた。
( ´Д`)<元にしたプログラムを見ながら思ってたんですよ。
こんなん共通化でけへんのかな〜って。
( ´∀`)<ほうほう。
( ´Д`)<ちょっとまえに、○○プロジェクトのソースみたんですけど〜。
こっちを元にしておけばよかったと後悔しました。
こっちならいろいろ共通化されてるじゃないですか〜。
( ゜д゜)!?
○○プロジェクトってのは、おいらが手がけた集大成です。
そうです。
こんな時のためにきっちり作り上げていたのです。
まるまるコピーされて改変されてもそんなに崩れ去らぬように気を配りながら。
小難しくないようにわかりやすさを心がけながら。
その結果、思うようにならないのであればまたそこから教訓を得ようとも思いながら。
しかし。しかしだ。
なに?もともとそっちを元にするという話ではなかったのか?
すでに納めてある別物のパッケージはそのままにして、
今回作るものは今回作るものとして参考にするのは
○○プロジェクトのという話はではなかったのかーーー!!
(n´Д`)η<これじゃ良し悪しの教訓以前ではないかーーーーーー
こうして、古きソースは着々と生き続ける。
もちろん全部が全部古いものではないのだが、
それでも悪しき風習はしぶとく、
そうは簡単に絶滅してくれない。