書類との戦い

君達の机の上はどうなっているかね?
資料という名の書類が平積みされていたりはしないかね?
まさか厚さ5cmを越え様という今の有様を見てもまだ


  (,,゜Д゜)<いやこれ使う資料ですから


などと口にできるのかね?


使わない資料を机に放置することは
資源の無駄遣いである。
机を広く保っておくことはリスクマネジメントでもある。
広く有ればこそ、缶コーヒーを置いていても
資料に倒されることはないからだ。
第一どれほどの資料を確認するのだ?
どれほどの枚数を確認できるのだ?
そしてそのぐだぐだになっているおもちゃ箱から
目当てのものを探す時間はどれだけかかるのだ?


この資料整理についても、
ロジック作成大好きなわれらプログラマたるもの言うべきことはひとつである。


  (,,゜Д゜)<めんどくさ


いやいやしかしそれではいかん。
最速で仕事を終わらせるための手段を模索するものにとって、
避けては通れない課題なのだ。


最初の課題は「資料整理時間」である。
デスマーチ行進者の意見よろしく、
  (..@Д@)<そんな時間はありません
とか言いたくなる。
それに対して、いっぱいいっぱいで仕事せなあかんほど


  お ま い は 無 能 な の か ?


っと聞きたい。
それならそれで、作業量を減らす努力をしなあかん。
とりあえず動くもの作られても、その品質に信用など置けないからだ。
むしろそいつの作成物が足を引っ張る材料にすらなってしまう
可能性を考えなきゃいけない。
その可能性の先にデスマの影が見えようものなら何が何でも
摘んでおきたい芽であることだけは確かだ。


ので。
埋もれそうな書類に囲まれている諸君へ。
用意するものは3つ。
キングファイルと、クリアファイルと、タックインデックスだ。
プロジェクトごとに書類をわけ、タックインデックスを張り、*1
古くなったプロジェクトのは仕分けた後、キングファイルにまとめ、
キングファイルごとどこかの棚に収納してしまおう。
今使う書類は原本のコピーをとり、コピーをクリアファイルに入れ都度使おう。
いらなくなったらキングファイルのと取替えか、追加か、
なんだったらゴミ箱行きでもいい。
日常のちょっとしたこころがけ。
ねむくなった時の目覚ましがてらでもいい。
資料整理する癖をつけておくと、
すくなくとも机の上がキレイになる。
気持ちよく仕事もできるし、
気持ちよく寝ることもできる(゜∀゜)アヒャw





以下、どーでもいいけどいっぺん時間計算してみ。
自分の実際に合わせて考え直してみれば
どれほどのロスになるか想像がつくきっかけになるはず。

<問1>
 (1)平均シークタイムを25秒として、1時間に平均6回探すものとした場合、
   1日(8時間)あたりのシークタイムを答えよ。
 (2)ついでに一人あたり5つのプログラムを作成するものとした場合の
   トータルシークタイムも答えよ。
   なお、プログラム作成日数は4日/1個とする。


<問2>
もうひとつ。
 平均シークタイムを5秒として、その他は上記と同じ条件としてそれぞれの
   時間を答えよ。
 なお、この場合、資料の整理に全部で2時間かかるものとする。



答え。
<問1>
 (1) 25秒×6回×8時間=1200秒=20分
 (2) 20分×4日×5個=400分=6時間40分

<問2>
 (1)' 5秒×6回×8時間=240秒=4分
 (2)' 4分×4日×5個=80分=1時間20分
    1時間20分+2時間=3時間20分


このテキトー計算だが、資料整理しているかしていないかの差は
単純に見積もっても、「目当ての書類にたどり着くまでの時間」である。
資料の複雑さ、枚数、プログラム毎の揃い具合によって、計算結果は変わるだろうが、
全体総数が少ないようなら整理時間も少なくなるし、
検索時間の個体差についても、
整理してあるほうが絶対に短くて済むからそれに応じたシークタイムになるだろうし、
探索回数の個体差についても、
整理してあろうが無かろうが、本人の頭が変わるわけではないので必要となる回数に変わりはない。

*1:タックインデックスは仕様書そのものに張るよりは、それ用の用紙を作ってはるのが便利がいい。裏紙再利用